カンパニュラの花言葉とは？意味や由来、種類、英語名の花言葉もご紹介！

2020年6月26日

カンパニュラの花言葉と由来

『カンパニュラ』はキキョウ科ホタルブクロ属の植物で、和名は『風鈴草（フウリンソウ）』、別名『カンパニュラ・メディウム』『釣鐘草（ツリガネソウ）』『ベルフラワー』などとも呼ばれています。
原産地は北半球の温帯地方を非常に広い範囲に生息しており、カンパニュラの仲間は世界中で実に300種類にも上ります。
花姿はエレガントな釣鐘型で、春の終わりから初夏にかけて花を咲かせます。
日本で出回っているカンパニュラは『カンパニュラ・メディウム』という品種が多くなっています。
カンパニュラに関するギリシャ神話があります。
そのお話は････。
ギリシャ神話では精霊や下級女神などをニュンペーと呼びますが、カンパニュールは美しいニュンペーでした。
カンパニュールはオリンポスの果樹園の番人をしていたのですが、ある日、果樹園に兵士が侵入したのです。
それに気付いて銀の鈴を鳴らし助けを呼んだカンパニュールは、兵士に命を奪われました。
そして花の女神フローラが、そんなカンパニュールの死を悼んで、彼女を鐘の形のカンパニュラの花に変えたと言われています。
それでは、そんなカンパニュラの花言葉をご紹介していきましょう。

カンパニュラの花言葉

・感謝
・誠実
・節操

などがあります。

【英語名】花言葉はこちら＞＞

カンパニュラの花言葉の由来

カンパニュラの花言葉『感謝』『誠実』『節操』は、カンパニュラの花姿が教会の鐘に似ていることに由来して付けられたと言われています。

カンパニュラの特徴

カンパニュラの花言葉は非常にユニークで、まるで釣鐘のような形をしています。
花色の種類が多く、紫色・ピンク色・白色・青色など、すべて色鮮やかな色ばかりです。
花径は5㎝程度、下向き～横向きに釣鐘型の花を咲かせるため、見た印象は教会の鐘を思わせるでしょう。
温帯地方から冷帯地方まで広く分布しており、ほとんどが多年草ですが中には1年草2年草のものもあります。
『カンパニュラ』の名前はラテン語の“釣鐘”を意味しており、花姿からそう名付けられたと言われています。
葉は地面と平行に張り付くように生え、草丈は30㎝～100㎝程度まで伸びます。
ですから、栽培する際には添え木をすることをおすすめします。

カンパニュラ色別の花言葉はあるの？

カンパニュラの花色は、紫色・ピンク色・白色・青色など様々です。
ただし、花色別の花言葉は存在しておりません。

【英語名】カンパニュラの花言葉

カンパニュラは英名が『Canterberry bell』で、学名は『Campanula medium』となります。

英語の花言葉

『gratitude（グラッチェチュード）』意味は「感謝」
『constancy（コンスタンシィー）』意味は「不変・節操」

カンパニュラの種類

カンパニュラは、世界中に約300種類もの品種があると言われています。
それでは、その中から数種類の品種をご紹介します。

カンパニュラ・メディウム（フウリンソウ）

日本の花屋で見かける品種は『カンパニュラ・メディウム』と言い、昔からヨーロッパで栽培されている2年草のものです。
葉は地面に張り付くように広がり、その中心から茎が伸びて枝分かれし、枝の先に釣り鐘形の花を上向きに咲かせます。

カンパニュラ・メリーベル

メリーベルは、カンパニュラの中でも長期間に渡って花を咲かせる品種です。
非常に人気があり、花屋などでも見かけることが多いでしょう。
晩春から初秋まで花を次々と咲かせるため、長期に渡って楽しむことができます。
鉢植えでも地植えでも育てることはできますが、夏の陽射しが苦手なので、鉢植えにして移動した方が管理しやすいと言えるでしょう。

アルペンブルー

アルペンブルーは星形の小さな花を群生させて咲きます。
明るい青紫色の長い花穂を横に伸ばし、風通しの良いところを好みます。
高温多湿は苦手なので、夏越しは注意が必要です。

カンパニュラ・ガルガニカ

矮性、小型のカンパニュラで、他にはない美しいサックスブルーの星形の花を咲かせます。
花は上向きで、どんな庭にもよく似合います。

カンパニュラの季節や開花時期

カンパニュラは春の終わりから夏の初めにかけて花を咲かせます。
開花時期は5月～6月で、花屋に出回る時期は5月～9月です。
花色は紫色・ピンク色・青色・白色など、非常に色鮮やかな色の種類が多く、花姿も品種によって様々です。
陽当たりが良く風通しが良い場所を好み、夏場の高温多湿が非常に苦手です。
また、夏の直射日光も苦手で葉が枯れてしまうので、鉢植えにして場所を移動してあげると良いでしょう。
夏を越すには、風通しの良い半日陰に置くことをおすすめします。
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えますが、受け皿に溜まった水は蒸れのすぐに捨てるようにしてください。
冬は水やりを控えて、2～3日に1度与える程度で良いでしょう。