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デンドロビウムの花言葉と由来
『デンドロビウム』はラン科セッコク属の植物で、和名は『デンドロビウム』と言い、別名『デンドロビューム』『デンドロ』などとも呼ばれています。
原産地は東南アジアやオセアニアで、花色は赤色・ピンク色・白色・青色・紫色・黄色・オレンジ色・緑色・茶色など様々です。
『デンドロビウム』と『デンファレ』は同じセッコク属(デンドロビウム属)で、『デンドロビウム』という呼び方は“ノビル系”で、『デンファレ』は“デンファレ系”です。
ノビル系は花茎が短く、1本の花茎にいくつかの花を咲かせます。
『デンファレ』は“デンドロビウム・ファレノプシス”の略で、花茎が長く斜めに伸ばす特徴があり、穂のようにたくさんの花を咲かせます。
春に花を咲かせ、非常に色鮮やかで華やかな植物です。
セッコク属の学名は『Dendrobium(デンドロビウム)』と言い、これは『dendron(樹木)』『bion(生活)』のギリシャ語が語源となっていると言われています。
自生しているものは他の木に着生して成長する、デンドロビウムの特徴に由来して付けられたとされています。
それでは、そんなデンドロビウムの花言葉をご紹介していきましょう。
デンドロビウムの花言葉
・わがままな美人
などがあります。
【色別】花言葉はこちら>>
【種類別】花言葉はこちら>>
【英語名】花言葉はこちら>>
デンドロビウムの花言葉の由来
花言葉『わがままな美人』は、高飛車にも見えるほどの美しさが由来となって付けられたと言われています。
デンドロビウムの特徴
デンドロビウムは『四大洋ラン』の中の一つで、『カトレア』『シンビジウム』『パフィオペディルム』そして『デンドロビウム』の四属を四大洋ランと呼んでいます。
洋ランには様々な種類があり、胡蝶蘭やシンビジウムなど、人気の高い洋ランは多いですね。
茎は多肉の棒状で節があります。
花芽はその節々に付き、そして花を咲かせます。
直立した花茎の先に花径5~8cmの花をたくさん咲かせますが、淡い紫紅色の花は非常に美しく、目を引きます。
唇弁は他の弁大きく丸みがあり、花色は白色・黄色・ピンク色・赤色・紫色などがあります。
色鮮やかで華やかな花を咲かせるので、花姿は大変ゴージャスで見応えがあります。
比較的寒さにも暑さにも強く、丈夫で花持ちが良いのも特徴です。
また、花色の種類が多いことから、切り花としても楽しむことができるでしょう。
【色別】デンドロビウムの花言葉
デンドロビウムは原種が1000種類以上あると言われています。
花色も多く、白色・ピンク色・紫色・黄色・赤色などがあり、花色別の花言葉も存在しています。
それでは、ここでは花色別の花言葉をご紹介していきますね。
白色のデンドロビウムの花言葉
『純粋な愛』『誘惑に負けない』
ピンク色のデンドロビウムの花言葉
『官能』『誘惑』
紫色のデンドロビウムの花言葉
『愛と美』『喜び』『欲望』『官能』
黄色のデンドロビウムの花言葉
『友情』『エロティシズムと愛の暖かさ』
赤色のデンドロビウムの花言葉
『情熱と欲望』『強烈な愛の願望』
【種類や品種別】デンドロビウムの花言葉
デンドロビウムには非常に多くの種類が存在しています。
そして品種別に花言葉がありますので、ここでは品種別の花言葉をご紹介していきますね。
キンギアナム系の花言葉
『真心を伝える』『安全』『注意』
香りが強く、小さな花を穂状に咲かせます。
花色が豊富で、白色や濃い紫色など様々です。
フォーミデブル系の花言葉
『上品な色気』
フォーサム原種を元に品種改良された品種です。
デンファレの花言葉
『わがままな美人』『お似合いのふたり』『魅惑』『有能』
長い花茎が特徴で、茎を斜めに伸ばし、穂のようにたくさんの花を咲かせます。
【英語名】デンドロビウムの花言葉
デンドロビウムは英名で『Dendrobium(デンドロビウム)』と呼ばれており、学名は『Dendrobium spp.』と言います。
英語の花言葉
『selfish beauty(セルフィッシュビューティー)』意味は「わがままな美人」
などがあります。
デンドロビウムの季節や開花時期
デンドロビウムは冬から春に花を咲かせ、開花時期はノビル系で2月~5月、デンファレは6月~9月です。
花屋やホームセンターに出回る時期は、ノビル系で12月~4月、デンファレは1年中出回っています。
花持ち期間は2~4週間程度と長く、花色は赤色・ピンク色・白色・青色・紫色・黄色・オレンジ色・緑色・茶色など、非常に豊富です。
水をたっぷり与える時期と水を与えない時期があり、一定期間の寒さに当てることが花を咲かせるポイントです。
原産地と同様の温度・湿度・水分量で花を咲かせるので、細やかな管理が必要となります。
ですから、初心者の方には不向きかもしれませんね。
デンドロビウムの誕生花
デンドロビウムが誕生花となっている月日は下記の通りとなっています。
・1月16日
・1月20日(デンファレ)
・11月13日
・11月27日(デンファレ)
・12月12日(デンファレ)