ペリドットの意味や効果・浄化方法などをご紹介！【パワーストーン】

2020年4月1日

ペリドットのパワーストーンとしての意味と効果

ペリドットは、黄緑色が印象的な石です。
ペリドットの成分は隕石と酷似しており、昔から『太陽の石』として崇拝されてきました。
ポジティブなエネルギーをもたらし、ネガティブなエネルギーを取り除いてくれる護符としても親しまれてきた石です。
紀元前1500年頃には、エジプトでペリドットが宝飾品として好まれていました。
当時は太陽神を強く崇拝していたこともあり、特別な宝石として扱われてきたのです。
ペリドットは別名『イブニングエメラルド』と呼ばれており、明るく黄緑色で高い透明感がある石なので、高級感を感じさせ、パワーストーンとしては非常に希少な石です。
宝石としての鉱物名は『オリビン』と言い、大粒で透明感がある石は宝石として加工されます。
光の屈折率が高く、少しの光でも強い輝きを放っているように見えることから、宝石としても大変人気の高い石となっています。

では、ペリドットにはどんな効果があるのでしょうか。

・パートナーとの円満な関係
・パートナーとの信頼を高める
・希望を持ち、優しい気持ちになれる
・暗い気持ちを取り除く
・前向きで明るい感情を生む

ペリドットは夜になると輝くと言われており、持っていると暗闇への恐怖から救われると言われています。
心を癒し、前向きな気持ちで生きられるようにサポートし、夢を叶えてくれる石なのです。
心が重くなってしまったときや、自信を喪失して気持ちが辛くなってしまったときなど、ペリドットを身に付けることをおすすめします。
『太陽の石』として心を照らし、希望を与えてやる気を復活させてくれるでしょう。

ペリドットの浄化方法

ペリドットは、基本的にどんな浄化方法でもOKだとされています。
ただし、衝撃に弱く酸にも弱いため、日光浴や塩浄化は短時間で切り上げる必要があります。
紫外線で変色や劣化することはありませんが、熱に弱く変色する恐れがありますので、日光浴は注意が必要です。
塩浄化では、粗塩の上に置く程度であれば問題はありませんが、中に埋めるような浄化の仕方は避けた方が良いでしょう。
また、塩浄化を行った後には、十分に流水で洗い流し、柔らかい布で水分をしっかりと拭き取り、陰干しするようにしてください。

ほか、ホワイトセージ、水晶クラスター、流水、月光浴などの浄化方法は、全く問題なく行うことが可能です。

ペリドットのお手入れ方法

パワーストーンは、小まめな浄化が必要です。
それ以上に、身に付けた日にはしっかりとお手入れする必要があるのです。

ペリドットは、比較的扱いやすい石です。
ただし、クラックが入っているペリドットは衝撃に弱いため、注意が必要です。
そして酸に弱いため、汗が付着したままにしておくと破損する恐れがあります。
ですから、身に付けたあとには、お手入れを欠かせないのです。

お手入れ方法

①柔らかく乾いた布で優しく拭きます。
②汚れが取れないときには、ぬるま湯を溜めた洗面器に中性洗剤を少量入れて、柔らかい筆で洗います。
③すすぎは、優しくぬるま湯で行います。
④日陰で乾かします。

保管する際は、単独で容器に入れるようにしましょう。
ほかのものと一緒にすると、擦れたりぶつかったりして傷つくことがあります。

ペリドットの鉱物学

ペリドットはパワーストーンとしても好まれていますが、一方で宝石としても親しまれています。
ペリドットは鉱物学で『オリビン(Olivine)』と言い、オリビンのグループ名にはにはフォルステライトやファイアライトなどがあります。
宝石用には12～15%の鉄分が含まれており、キレイな黄緑色や緑色は微量のニッケルや鉄分が含まれていることで生まれます。
ほとんどのペリドットは、塊状や粒状や砂状で産出される火成岩や接触鉱物です。
ペリドットは、マグネシウム80％と鉄分20％でできています。

実はペリドットはどこにでもある鉱物ですので、それほど珍しい石ではありません。
ただしそれは、あくまでも小さな石の話であり、大きな結晶となると非常に希少価値が高くなります。
パワーストーンとして4mm以下のものであれば安価で手に入りますが、6mm以上のものは価格が一気に高くなり、8mm以上のものは非常に高価となります。
6mm以上は1mm単位で大きくなるごとに値段が一気に高くなる、値幅率の大きい石なのです。
大きいペリドットは貴重であり、一般的にはなかなかお目にかかることがないでしょう。
品質は安定しており、天然石特有のクラックがさらに見た目を美しくしています。

光の屈折率が高いため、とても光り輝いて見えるのが大きな特徴です。
僅かな光で輝きを放つので、様々な宝飾品として加工されています。
宝飾品としても人気が高く、8月の誕生石ですが、誕生石に関わらず多くの方が好んで身に付けています。
美しい輝きは、年齢問わず幅広い人々に愛され、指輪やネックレス、ピアスなどの宝飾品、或いはパワーストーンとして身に付けられています。