アメトリンの意味や効果・浄化方法などをご紹介！【パワーストーン】

2020年4月13日

アメトリンのパワーストーンとしての意味は？

アメトリンはアメジストとシトリンが混ざった天然石で、和名を『紫黄水晶（しおうすいしょう）』と言います。
天然もの少なく、唯一ボリビアのアナイ鉱山だけで採れるということです。
シトリンはアメジストが天然の熱で色彩変化した石ですので、シトリンも元々はアメジストだったのです。
つまり、アメトリンはアメジストがシトリンに変化する途中の段階の石だということです。
そういう意味では、アメトリンは１つの石で２つの石の効果を期待できる石、石言葉も２つ分、さらにアメトリン独自の効果もありますので３倍の可能性を秘めた石だということですね。

アメトリンの歴史は浅く、流通は1970年代から始まり、正式な認定は1990年頃のことだったそうです。
その背景には、発見された1970年代から1990年代まで、アメトリンは「合成された石」として認識されていたという事実があるのです。
ですから採掘されたアメトリンは、当時、色が変わる部分でカットされ、アメジストとシトリンを別々に流通されていたとされています。
当時も現在も、アメトリンが採掘されるのはボリビアのアナイ鉱山のみとなっており、非常に希少な石なのです。

アメトリンをパワーストーンとして持つ場合、アメジストとシトリンの両方の意味を加味する必要があるでしょう。
個体によって、アメジストが多いものとシトリンが多いものがあり、その石によってどちらの意味が強く出るかが異なります。
さらに、アメトリン自体にも意味があり、アメトリンの石言葉があります。

アメトリンの石言葉

・仕事のストレスを軽減する
・心の癒し
・身体の癒し
・能力のUP
・愛情

アメトリンは、愛と癒しの石であり、仕事の成功・才能開花の効果がある石なのです。

アメトリンの効果

それでは、アメトリンにはどんな効果があるのでしょうか。

活力UP

アメトリンは、持っている人が何かに対して頑張りたいときなど、活力をUPさせる効果があります。
疲れが抜けずにやる気が湧かないときなど、アメトリンが活力を与えてくれるでしょう。

安心感を与える効果

アメトリンは癒しの石ですので、不安や迷いに対して安心感を与えてくれます。
前に進めないときや、心が重くなっているときなどにおすすめです。

陰陽のバランスを取る効果

アメトリンは心の中の陰陽のバランスを取る効果があります。
人には陰の部分と陽の部分がありますが、両方のバランスを取り、人格の調整をするエネルギーがあります。

アメトリンの特徴

アメトリンは、アメジストとシトリンの両方の効果があり、アメジストの宗教的効果とシトリンの商売繁盛効果の両方を持ち合わせています。
ですが、この2つの効果はある意味で相反するところにありますので、そういう意味ではやはり２つのバランスを絶妙に取っているということになるでしょう。
まったく異なる２つの要素を絶妙なバランスで維持することができるパワーストーンだと言えますね。

アメトリンには上記に示した効果だけでなく、ヒーリング効果もあります。
身体と心と精神を統合し、循環と調和のバランスを取り、さらに非常に強い浄化作用があると言われています。
持っている人の愛情を深くし、人からの愛情を上手に受け取ることも出来るようになるでしょう。
さらにはこれまでご自身が気付いていなかった自分の才能を開花させ、成功への道を切り開く効果があります。

アメトリンはアメジストとシトリンのバランスによって、その意味合いも異なります。
割合が多い方の意味合いが強くなりますので、お求めになるときにはそれぞれの割合にも注目すると良いでしょう。

アメトリンの浄化方法

アメトリンは、自分自身で浄化する自浄作用に優れた石ですので、実はほかのパワーストーンに比べてそれほど頻繁な浄化を行う必要はありません。
ただし、やはり悪いエネルギーに当てられたときや、持っている人が不調のときには、浄化を行うことをおすすめします。
浄化の方法には、日光浴、月光浴、流水、天然塩、水晶クラスター、さざれ石、ホワイトセージなどがあります。
アメトリンはそれほど取り扱いが難しい石ではありませんが、長時間日光に当てることで色褪せてしまう恐れがありますので、日光による浄化はおすすめできません。
もしも日光浴で浄化を行いたい場合は、短時間で切り上げることをおすすめします。
ほかの浄化方法はどれもアメトリンに適していますので、問題なく行うことが可能です。

アメトリンを偽物と見分ける方法

アメトリンの偽物は、アメジストを熱処理してシトリンの部分を作ってバイカラーにしたもので、実際にそうして販売されているものがあります。
アメトリンが採掘できるのはボリビアだけですので、もしもボリビア以外が産地になっている場合は、人工的な偽物だと判断しても良いかもしれません。
ただし、偽物を見極めるのは大変難しく、とても素人では判断できるものではありません。
元々がアメジストなのですから、専門家でも見ただけでは判断できないでしょう。
つまり、どうしても知りたい場合は、鑑定に出す以外方法はないということです。
鑑定で「人工的に熱処理されている」と判断されれば、それは偽物だということですね。

偽物は人口的に短時間で熱処理したもので、本物は長い期間をかけて地熱で変色させたものですので、確かに違いはあるでしょう。
しかし元がアメジストであることには変わりはなく、成分には大きな違いはありません。
ですから、購入する際にこの知識を持って、それぞれに判断をするのが良いですね。