集中力がない人の原因

まずはご自身のことを振り返ってみてください。
集中力はありますか?
「ない」と答えた人は本当にそうですか?
もう一度、考えてみてください。
好きなゲームをしているときや好きな音楽を聴いているとき、趣味や興味のあることをやっているときでも集中できていませんか?
ほとんどの方は好きなことやるときには没頭するでしょうし、興味のあることなら集中して行うことができるでしょう。
つまり実際には集中力がない人などいないということです。
しかしそんなことを言ってしまっては元も子もありませんね。

『何かに集中したくても、集中できないことがある』そういった状況を経験したことがある人は多いでしょう。
実は人の集中力を維持できる時間は長くて40~50分だと言われています。
意外と短いと思いませんか。
実際には30分程度がいいところ、だということです。

では集中力がない原因について考えてみましょう。
第一に、頭の中で情報が散らかった状態であることが考えられます。
集中しなければいけないことは一つなのに、ほかに気になっていることがあるのではないでしょうか。
「今日のデートはどこへ行こう」「晩ごはんは何にしよう」「あの映画、まだやってるかな」などなど。
例え、どうでもいいことだったとしても、何かが気になっていては集中することは難しいでしょう。
心配事があるときなどは、集中できないのが当然だということです。

さらに環境はどうですか?
集中しなければいけないときにテレビが点いていたり、机の上が散らかっていたり、寒い暑いなど、意識を持っていかれるような状況が原因となることもあります。
会社の中で隣の人のタイピング音が気になる、小腹が空いて集中できない、ということもあるでしょう。

また体調は万全ですか?
強い倦怠感や頭痛、寝不足など、体調が万全でなければ集中することは難しいでしょう。

そして、2つ以上の作業を同時進行で行うことでも、かなり集中力は下がります。
ほかにも『休憩せずに作業を続ける』『興味がないことをやっている』などが原因として考えられます。

集中力がない人の作業の特徴

「集中力がない」という人は決して珍しくはありません。
身近にも1人や2人はいるのではないでしょうか。
その人たちに共通点はありますか。
ここでは集中力がない人の作業の仕方について考えてみましょう。

同時進行で複数のことを行おうとする

集中力は一つのことに専念することで発揮できる能力です。
しかし集中力がない人は一度にいくつものことを行う傾向にあり、一つのことを行っていても次々と気になることに手を付けてしまうという特徴があります。

計画を立てることが苦手

スケジュールを計画的に入れることができれば、行う内容に対して十分な時間を割くことが可能です。
しかし計画を立てることが苦手な人はとりあえず引き受けてしまい、やることが多すぎてエネルギー不足になりがちです。

ダラダラ作業

集中力は40~50分が限界です。
しかし「集中力がない」という人は、インターバルを取ることなくダラダラと作業を続けてしまいがちです。

作業を行う環境が整っていない

勉強や仕事をするときに、部屋が散らかっていたり机の上が乱雑になっていては集中することができません。
テレビや騒音、スマホなどで意識を中断されると、集中することが難しいでしょう。

集中力を高める方法

では、集中力がない人が集中力を高めることはできないのでしょうか。
もちろんそれは工夫次第で可能となります。

集中力がない人の特徴の一つとして、感情の起伏に左右されるということがあります。
誰でも感情の起伏はありますが、集中力がない人はその波が激しく、感情に振り回されがちです。
気分が落ち込んでいるときに作業効率が落ちるのは当然のことで、集中するためには気持ちの切り替えが重要となります。

また集中力を高めるためには脳ミソを良い状態で働かせる必要がありますので、十分な睡眠は必須となります。
「自分はショートスリーパーだから大丈夫」と言う人がいますが、それは認識不足です。
日常的に十分な睡眠を取るようにしましょう。

中には飽きっぽくて一つのことを継続してやり続けることが困難な人もいるでしょう。
そういう場合は時間を区切ってしっかりと休憩を取り、気分転換をすることです。

そして環境を整えることも重要です。

気が散る環境を変える工夫

集中力がない人の多くは、環境に左右されています。
何かを集中してやろうとしても、テレビ、スマホ、漫画本や雑誌など、好んで意識を向けてしまうものが傍にあると、誘惑に負けてそちらに手を伸ばしてしまいがちです。
また、隣の人のタイピング音、部屋が散らかっている、机の上が乱雑など、気に障って集中できないということもあるでしょう。
集中力を養うには、環境を整える必要があります。
部屋を片付け、机の上に余計なものは置かず、テレビやスマホや漫画本などは撤去してください。
人の集中力は案外簡単に途切れるものです。
パソコン作業をするときに、画面に汚れがあるだけで気になることもあるでしょう。
椅子の高さや照明の加減など、気になる時には作業に入る前に調整することをおすすめします。

さらにアラームなどをセットして時間を決め、必ず休憩を挟んでください。
休憩では軽くストレッチをして、体を柔らかく動かしましょう。
睡眠不足で眠気がある場合は、我慢して作業を進めるよりも15分程度の午睡をとると集中力がアップします。

集中力がないことは、工夫次第で改善することができます。
そして集中力が増すことで効率的に作業を進めることができますので、今より格段に楽に作業を行うことができるようになるでしょう。

千里眼

おすすめの記事