カラーバス効果の意味

『カラーバス効果』は心理学の一種で直訳すると“色を浴びる”という意味です。
初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
『カラーバス効果』を知り、活用することで、人生や生活や仕事を豊かにすることができると言われています。

では『カラーバス効果』とはどんなものなのでしょうか。

『カラーバス効果』は、ある一つの色を意識することでその色ばかりが目に付いてしまい、普段よりもその色が多く感じてしまうという心理効果です。

朝の情報番組の占いコーナーで「今日のラッキーカラーは赤!」と言われて、1日中知らず知らずのうちに赤色のものばかり見つけてしまった経験はありませんか。
それまで気付くことがなかった他所の家の庭先に赤い花を見つけたり、会社の同僚のマフラーが赤色だったことに気付くなど、世界が赤でいっぱいだと感じるかもしれませんね。
それは、その日が特別赤色が多かったわけではなく、それまで気付かなかった赤いものに対して、意識をすることで赤色ばかりが目に入ってしまうという心理効果なのです。

色に限ったことではありません。
脳は何かを意識することで、目や耳からの情報で意識している物事に関連する情報を選択して認識する性質を持っています。
逆に、意識していないものは認識されにくく、そこにあっても認識しない情報が日常的にたくさんあるということですね。
認識するためには意識すること。
それが『カラーバス効果』です。

カラーバス効果と引き寄せの法則

ここまで読んでいただいて、『カラーバス効果』は自分がほしい情報だけを脳が選んで見つけ出すことができるということがお分かりいただけたでしょう。

では『引き寄せの法則』をご存知でしょうか。
『引き寄せの法則』は、なりたい自分を思い描き、その自分になった気で過ごすことで本当になりたい自分になれるというものです。
例えば「お金持ちになりたい」と思っている人は、既に自分はお金持ちであるという気持ちになりきって過ごすことで、本当にお金持ちになれるのです。
これはその人から「お金持ちである」という波動が出ることで同じお金持ちの波動を引き寄せて、本当にお金持ちになってしまうというもので、思い込むことが大切だと言われていますね。

『カラーバス効果』では、「お金持ちになりたい」と意識することによって、お金持ちばかりが目に付くようになるでしょう。
そしてお金持ちの人たちの情報を得ることで、自分もお金持ちになることができるというものです。
ただし『カラーバス効果』で願望を叶えるためには、しっかりと目標を定める必要があります。
目標があやふやでは、意識を向けることができないからです。
目標を定めて強く意識を向け、そして継続して意識することが大切です。
意識を継続するために紙に願望を書いたり、その紙を壁に貼るなどすると良いですね。

カラーバス効果の具体的な効果

では、カラーバス効果にはどんな効果があるのか具体例を挙げてみましょう。
例えば上記でもお話ししたように、朝の情報番組でラッキーカラーやラッキーアイテムを知った場合、その色や物ばかりに目がいってしまいます。

ほかにも車の買い換えを予定しているときに、ほしい車種が定まると町でその車ばかりが視界に入ってくることがあるでしょう。
決してその車種以外の車が走っていないということはないのに、その車ばかりが目に付いてしまうのです。
さらにほしい車の色も決まっていれば、その色のその車種ばかりが見えてしまいます。

また、「彼氏がほしい~!」というA子さんは「私はメンクイだからイケメンじゃないと嫌なのに、ブサイクな人ばっかり寄ってくるのよ」と嘆いていたとします。
この場合、意識は『ブサイクな男の人』に向いていますので、残念なことに脳はブサイクな男の人を見つけ出してしまいます。

歯科衛生士のB子さんは常に人の歯や歯並びを意識しているため、テレビに映る芸能人や町を歩く人や電車に乗っている人など、人がいれば歯が視界に飛び込んできます。
ほとんどの人は顔のパーツを意識して見ていることがないので、1つのパーツが見るは無しに見えてしまうのは、やはり意識しているからなのでしょう。
これもカラーバス効果の一つですね。

分かりやすい例として、C子さんとD子さんが同じお店で買い物をして、キノコ鍋が食べたいC子さんは「キノコがたくさん出回っていて良かった~!」と言いましたが、D子さんは「キノコなんか売ってた?」とまったく記憶にありませんでした。
意識が向いていなければ見えないものも、意識が向くだけで見つけ出すことができるのです。

カラーバス効果の活用法

では実際にカラーバス効果はどのように活用することができるのでしょうか。

例えば、販売されている食品のパッケージに“ダイエット”や“低糖質”や“カロリーゼロ”などの言葉を見たことがあるでしょう。
あれはまさにカラーバス効果を上手く活用していると言えますね。
糖尿病の人にとって糖質はできるだけ抑えたいものです。
そのことを意識している人にとっては、たくさんの商品が陳列されているスーパーの棚の中でも“低糖質”と書かれた商品はすぐに視界に飛び込んでくるでしょう。
メーカーの狙いはそこにあります。
そのことを意識している人をターゲットにその商品を売りたいのであれば、カラーバス効果を活用してターゲットの消費者に見つけてもらう!というものですね。

また、お店を開業したいと考えている方の場合では、どんなお店にしたいのかをより具体的に絞って想定することで、役立つ情報を見過ごすことがなくなります。
肌にお悩みがある人の場合では、具体的にどんなことを解消したいのかを意識することで、役立つ情報を得ることができたり、専門家との出会いがあるかもしれません。

このように『カラーバス効果』では、興味のあることをより具体的に絞って強く意識することでそこに近づくことができ、実際に叶えることが可能となるのです。
「どうせできないから」と諦めるより、強く意識して叶えてみませんか。

千里眼

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