明晰夢とは?明晰夢を見る方法と危険性などを解説!

明晰夢とは?

明晰夢は、夢を見ながらそれが夢と気付き、夢の内容を自分でコントロールすることができる夢のことです。
通常、夢は印象的な部分とハッキリしない部分があるものです。
しかし明晰夢は夢でありながら非常にリアルで、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚などの感覚を体感することさえできます。
明晰夢の仕組みはこうです。
夢の中で夢主が「これは夢だ」と気付いた瞬間に脳が覚醒モードに切り替わり、様々な感覚がリアルになるというわけです。
睡眠中の脳は自己意識が停止している状態なので夢の中にハッキリしない部分がありますが、明晰夢の場合は脳が覚醒した状態で見ているのです。
ただし体は眠った状態です。
ですから体外離脱をしているということではありません。
もちろん意識的に起きようとすれば、目覚めることも可能です。
ですから明晰夢の状態にあるときには、自分で自由に夢の内容をコントロールして楽しむことができるのです。

明晰夢は誰でも見ることができるのか?

明晰夢は特別な能力がなくても見ることができます。
誰でも見ることができると言って良いでしょう。
「夢を見ない」という人がいますが、それは夢を見ていないのではなく、夢を覚えていないだけです。
覚えていなくても、誰でも夢を見ていると言われています。
ですから、夢を見ながらそれが夢だと気付くことさえできれば、明晰夢を見ることは可能なのです。
小さな子どもや高齢者でも、明晰夢は見ることができます。
またパーキンソン病に処方される薬の服用で明晰夢を見やすくなるということもあるそうです。
人は意図することなく、死ぬまでに1度は明晰夢を見るというデータがありますので、明晰夢を見ることはそれほど難しいことではないと言われています。

明晰夢を見る方法は?

では、明晰夢を意図的に見ることはできるのでしょうか。
もしも明晰夢を見る方法があれば、試してみたいと思いませんか。

実は意図的に明晰夢を見ることは可能です。
夢を見ながらそれが夢であることに気付くことを習慣づけることができれば、明晰夢は比較的簡単に見ることができます。
では、どのような方法で夢を夢だと気付くことができるのでしょうか。

明晰夢を見る方法は、いくつかあります。

日常的に夢か現実かを意識する。

普段生活をしている中で、1日に何度か「今は現実」と意識するようにしましょう。
夢なのか現実なのかを意識することが癖になれば、夢の中で夢であることに気付きやすくなります。

眠りに入る瞬間を意識する。

眠りに入る瞬間は何とも言えない感覚を覚えます。
その瞬間を「眠りに入る」と意識する習慣を付けましょう。

就寝中に一度覚醒する。

就寝後5時間で一旦起きて、短時間だけ覚醒した状態になり、そして再度眠りに入ってください。
これはREM睡眠に入りやすい状態を作り、ハッキリとした夢を見やすくします。
2度目に入眠するときには、「次に夢を見たときには、夢だと気付くことができる」と意識しましょう。

夢日記をつける。

夢を見るたびに夢の内容を日記につけることを習慣にすると、そのうち夢の中で「あ、夢を見た!日記に書こう!」と気付くことができるようになります。
夢を覚えているうちに書かなければ忘れてしまいますので、起きたらすぐに書くと良いですね。
スマホの録音機能を使って、録音しておくのも良いでしょう。

上記のような方法を繰り返すことで、明晰夢を見る確率を上げることができます。
ほとんどのケースで3日~3週間程度で見られるようになると言いますが、中にはもっと時間がかかる人もいるでしょう。
明晰夢を見ることができれば、夢の中で自在に内容をコントロールすることができますので、空を飛んだり、大好きなケーキを何個も食べたり、好きな人とデートをすることも夢の中で叶えることができます。
一種の現実逃避となり、ストレス発散に役立てることが可能だと言われています。

明晰夢の危険性

明晰夢を自在に見ることができるようになれたら、夢の中で好きなことを思う存分やることができますね。
上記でもお話ししたように、一種の現実逃避がストレス発散にも役立ちます。
しかし、忘れてはいけないのがリスクです。
どんなことにもリスクは付き物です。
明晰夢にもいくつかの危険性があると言われています。

脳に休養を与えられない

まず第一に、『睡眠中に休むべき脳が休んでいない状態にある』ということが懸念されます。
明晰夢を見る状態では、体は眠っていますが脳は起きている状態に非常に近い状態にあります。
言わば半覚醒状態ですので、浅い眠りで質の悪い睡眠となります。
脳に十分な休養を与えることができないため、心身を衰弱させる危険性があります。

現実と夢の混同

明晰夢を見ながら自在に内容をコントロールすることができるようになると、そのことが夢だったのか?現実だったのか?混同してしまう恐れがあります。
例えば、明晰夢で新幹線のチケットを買ったとすると、現実でも「チケットは買ってある」と思い込んでしまうことがあるのです。
「友人と約束したはずが、それは夢だった」ということや、「会議は中止になったと聞いたのに、中止じゃなかった」など、夢だったのか?現実だったのか?区別ができなくなる危険性があります。

明晰夢への依存

ある程度、夢を自分でコントロールすることができるようになると、夢の中ではどんなことでも思うがままにすることが可能になります。
例えば、片思いの人と夢の中でデートを繰り返したり、プロポーズをしてもらうなど、自分が望むことを夢で叶えることができるようになると、何度でも明晰夢を見たくなってしまいます。
そうなると、現実で思うようにならないことへのストレスが増し、自分の望むようにできる夢の中での時間が大切になってしまいます。
結果的に夢に依存するようになり、現実では生きにくくなってしまいます。
そして現実での生きにくさが、またさらに明晰夢への依存を強くしてしまう恐れがあります。

明晰夢には上記のような危険性があります。
ですからもしも明晰夢を自分で見ることができるようになっても、ほどほどに楽しむ程度に抑える必要がありますね。
夢は夢、現実ではありませんので、そこを意識することが大切ですね。

千里眼

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