ユングが提唱した集合的無意識とは?アクセス方法もご紹介!

集合的無意識とは?

『集合的無意識』は、『超意識』や『普遍的無意識』という言い方もします。
個人を超越し、生物・人類・民族などの集団が普遍的に持っている意識を意味しています。
個人の枠を超えている意識であることから、『神の意識』とも言われています。

集合的無意識には、人類すべてを動かすことができるほどの巨大なエネルギーが存在し、このエネルギーを使うことができれば、自分の願望を叶えることが可能となります。
修行僧の中には、集合的無意識にアクセスして神という巨大なエネルギーを感じるために瞑想を行い、苦行を積んでトランス状態に陥る者もいます。
しかし実は、瞑想や苦行なしで集合的無意識にアクセスすることができるのです。
集合的無意識にアクセスすることができるようになれば、誰でもそこに存在する巨大なエネルギーを取り出して、いつでも自分の願望を叶えることができるようになります。
そのためには、まず集合的無意識を理解しなければいけません。

叶えたい願望はありますか?
ある方は是非、この先も読み進めてください。

集合的無意識と言えばユング

『集合的無意識』と言えば、心理学者として有名な“カール・グスタフ・ユング”です。
『集合的無意識』は、ユングが提唱した『分析心理学(ユング心理学)』の中心となっている概念です。
人間の無意識=潜在意識のさらに深層にある原始意識は別名爬虫類脳と呼ばれており、その部分に集合的無意識は影響しています。

また、分析心理学(ユング心理学)の中に、『集合的無意識』の対語で個人の意識の『個人的無意識』というものが出てきます。
『個人的無意識』は自分の中の無意識、潜在意識のことです。
『個人的無意識』は個人がそれまでの人生で蓄えてきた意識のことで、『集合的無意識』は人類全体が先天的に持っている意識のことです。
分析心理学(ユング心理学)では、集合的無意識は人間心理の元型(アーキタイプ)であると定義しています。
人間心理の元型(アーキタイプ)とは、「太陽はエネルギーに満ちている」「花は美しい」「海は偉大である」などの、人類共通で持っている印象のことです。
こうした印象は、別々の文化で根付いた神話や、個人が見る夢の中まで、すべて共通のパターンとして現れます。

ユングは、こうした事実から人類が受け継いできた何かではないか、と考えたのです。
集合的無意識について、本格的な知識を身に着けたい場合は、是非ユングの書籍を手に取ってみてください。

・自我と無意識
・初めてのユング心理学入門:集合的無意識、元型、夢と象徴で読み解く恋愛と悟り30分でわかるシリーズ

などがおすすめです。

集合無意識へのアクセスの方法

『集合的無意識』は、自分が感じたり考えたりすることですから、脳の活動だと捉えることができます。
つまり、集合的無意識も脳の中にあるのではないかと考えることができるのです。
しかし、脳は個人の域を脱することはありませんので、人類共通のものとして受け継がれている集合的無意識が個人の脳にあるというのは納得しにくい話ですね。
ですから、集合的無意識は脳の中ではなく、外部にあるのではないかと考えられます。
やはりユングも、集合的無意識が外部にあることで、全人類の共通の感覚となっているのではないかと考えていました。
そしてそれは宇宙に存在するのではないかと考えられ、『集合的無意識』は宇宙にあると結論付けられています。

宇宙に存在する集合的無意識にアクセスするには、瞑想や苦行が必要なのでしょうか。
集合的無意識にアクセスすることで、人はそれぞれの願望を叶えることができると言われています。
しかし集合的無意識へのアクセスは難しそうだと思っている人が多く、瞑想や苦行を行わなければアクセスできないと思っている人も多いようです。
集合的無意識へのアクセスは、瞑想や苦行を行わなくても可能です。
自分の潜在意識と向き合い、徐々に深度を下げていくことで集合的無意識にアクセスすることができるようになります。
また、潜在意識と向き合うためにカウンセリングを受けるのも良いでしょう。
集団的無意識は集団の意識ですので、個人が自分のことしか考えることができない状況では、なかなかアクセスすることができません。
自分を集団の一人として捉えたり、共同体の一部として考えることができれば、集団的無意識にアクセスしやすくなるでしょう。
集合的無意識にアクセスするためには、自分の潜在意識の深層部に触れることになります。
そのためには心の闇とも向き合う必要があり、徹底的に自分の内面と向き合わなければいけません。
場合によっては非常に辛い作業となり、継続が難しいこともあるかもしれませんね。
しかし、人がいつでも感じ取ることができるからこそ人類共通の感覚となっているわけですから、考え方によってはいつでも集団的無意識と繋がっているとも言えるでしょう。
ただし、能動的にこちらからアクセスすることができなければ、願望を叶えることは難しいでしょう。

自分を認識するということ

ここまでのお話で、集団的無意識が人の非常に深いところにあるもので、人種や国や民族などを問わない普遍的な存在であることがお分かりいただけたでしょうか。
ユングは、人が認識する『自分』という存在もまた、『集合的無意識』が関係していると考えています。
確かに、普遍的に共有できるものがあるからこそ、自分が生きる価値を見出すことができ、他者との関わりを持つことが可能だと言えますね。
ベースとも言える集団的無意識があるからこそ、他者と自分の対話を可能にし、理解し合うこともできるのです。
『自分』という存在もまた、集団的無意識から生まれたものだということにも、頷けますね。

千里眼

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