トリカブト(鳥兜)の花言葉とは?意味や由来、種類、英語名の花言葉もご紹介!

トリカブト(鳥兜)の花言葉と由来

『トリカブト』はキンポウゲ科トリカブト属の植物で、和名は『鳥兜(トリカブト)』と呼ばれ、別名『兜菊(カブトギク)』とも呼ばれています。
原産地は北半球の温帯地域で、花色は紫色・白色・ピンク色・黄色などがあります。
夏~秋にかけて花を咲かせ、『ドクウツギ』や『ドクゼリ』と並んで日本三大有毒植物の1つとして有名ですね。
特に根の毒性が強いですが、葉や花弁にも毒が含まれています。
毒の主成分は“アコニチン”というアルカロイド系の有毒成分で、他に“メサコニチン”“アコニン”“ヒバコニチン”などを含んでいます。
もしもトリカブトを体内に摂り入れた場合、食後10~20分以内に症状が出ると言われています。
主な症状として、口唇や舌の痺れ、手足の痺れ、嘔吐、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下などを起こします。
さらに痙攣を起こし、呼吸不全に至り死亡することもあります。
経口による致死量は2~6mgと言われています。
ですから万が一でも間違えて口にするようなことがあってはいけません。
しかし、トリカブトの種類のすべてを見分けるのは難しいでしょう。
トリカブトは草丈が1m程度まで生長しますが、種類によっては横に広がるものもあります。
そして日本全土に自生しており、特に本州中部以北の寒冷地の山中で見られることが多く、北海道の山中でよく見かけます。
しかし美しい花を咲かせることから観賞用として売られており、人気のある品種でもあります。
『トリカブト(鳥兜)』という名前は、花の形が舞楽の衣装の鳥兜に似ていることが語源となっていると言われています。
それでは、そんなトリカブトの花言葉をご紹介していきましょう。

トリカブトの花言葉

・騎士道
・栄光
・人嫌い
・厭世家
・復讐

などがあります。

トリカブトの花言葉の由来

花言葉の『騎士道』『栄光』は、兜に由来して付けられたと言われています。
また『人嫌い』は修道士に由来しているとされ、『復讐』はトリカブトの毒性に由来しているとされています。

トリカブト(鳥兜)の特徴

1986年(昭和61年)のトリカブトを凶器とした保険金殺人事件が『トリカブト』という植物を有名にし、猛毒があることや摂取量によっては死に至ることもあるということを日本中に知れ渡らせました。
ですから「トリカブト=毒のある植物」という印象を強く持っている方も多いでしょう。
しかしトリカブトの花は非常に美しく、観賞用としても人気のある品種です。
多年草で湿気の多い木陰や草原などに自生し、日本には40種類のトリカブト属が存在していると言われています。
花色は紫色・白色・黄色・ピンク色などがあり、観賞用として家庭で栽培することができます。
下向きに花を咲かせるトリカブトは非常に可憐で、とても毒があるようには見えません。
また、トリカブトにはツル性のものや直立性、或いは斜めに生えていることもあります。
花の形の種類も多く、素人には見分けることが難しいため、安易な判断は危険だと言われています。
花はニリンソウに似ており、花を咲かせる前に区別するのは難しいでしょう。
また、ニリンソウの群落にトリカブトが混じっていることもあり、そのため誤飲事故がなくなることはありません。
誤飲した場合は食後10分~20分で症状が出て重篤になりやすいため、おかしいと思ったらすぐに救急車と呼ぶなど迅速な対応が必要です。
しかしその一方で、その毒性を利用して漢方薬としても用いられています。

トリカブト(鳥兜)色別の花言葉はあるの?

トリカブトには紫色・白色・黄色・ピンク色などの花色が存在し、非常に美しく可憐な花を咲かせます。
しかし現在のところ、花色別の花言葉は存在しておりません。

【英語名】トリカブト(鳥兜)の花言葉

トリカブトの英名は『Monkshood(マンクスフド)』『Helmet flower(ヘルメットフラワー)』『Aconite(アコナイト)』などと呼ばれており、学名は『Aconitum spp.』です。

英語の花言葉

『chivalry(チバリー)』意味は「騎士道」

『Knight-errantry(ナイトエラントリー)』意味は「武者修行」

などがあります。

トリカブト(鳥兜)の種類

トリカブト(鳥兜)の種類

トリカブトはキンポウゲ科トリカブト属の植物の総称で、日本には30種類存在し、変種を含めると52種類あります。
それでは、トリカブトの中からいくつかの種類をご紹介していきましょう。

アズマレイジンソウ

有毒

イブキトリカブト

有毒

イブキレイジンソウ

有毒

ウンゼントリカブト

アイヌの人々が毒を利用して狩猟などを行っていたと言われています。

エゾノレイジンソウ

黄色の花を咲かせます。

オオレイジンソウ

白色の花を咲かせます。

オンタケブシ

絶滅危惧IA類として登録されています。

キタザワブシ

絶滅危惧II類として登録されています。

キタダケトリカブト

絶滅危惧IB類として登録されています。

トリカブト(鳥兜)の季節や開花時期

トリカブトは夏~秋にかけて花を咲かせる植物で、開花時期は8月~10月です。
花屋やホームセンターなどでは7月~9月ごろに出回り、5日~7日程度花持ちします。
地植えでも鉢植えでも育てることが可能で、半日陰や明るい日陰を好みます。
夏には強い日差しで葉焼けを起こすこともありますし、高温で株が弱ることもありますので、直射日光は避けましょう。
温暖な地域ではなるべく風通しの良い涼しい場所で育てることをおすすめします。
鉢植えの場合は夏は明るい日陰で管理し、地植えの場合は直射日光が当たる場所なら50~60%遮光しなければいけません。
また水やりは、地植えでは降雨だけでも大丈夫ですが、鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与え、水切れに気を付けなければいけません。

トリカブト(鳥兜)の誕生花

トリカブトが誕生花となっている月日は下記の通りとなっています。

・7月19日
・7月25日

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