「悟りを開く」の意味とは?悟りを開いたらどうなる?悟りを開く方法は?

「悟りを開く」の意味とは?

『悟りを開く』という言葉を聞いたことがあるでしょう。
意味は何となく分かっているような気がしていても、明確に説明するのは難しいとう方が多いのではないでしょうか。
それでは、『悟りを開く』の意味についてお話ししていきます。

『悟りを開く』は仏教の“解脱”“涅槃”と同じ意味

仏教には、“解脱(けだつ)”“涅槃(ねはん)”という言葉がありますが、これらと『悟りを開く』は同じ意味です。
“解脱”は、思い込みや迷いや悩み、束縛などを心から取り払い、解き放たれた自由の状態で心身を整えるという意味があります。
また“涅槃”は、不要な感情や全ての悩みや束縛を捨て、安やかな状態を指します。
仏教では、『悟りを開く』ということを非常大切なこととして考えています。

仏教では悟りは52種類ある

仏教では、悟りの種類が52種類あります。
52種類の悟りを、階段を上るように一段ずつ上っていき、一段ずつ本物の悟りに近づいていくという感覚です。
52段目で本物の悟りを得ることができる、言わば修行のようなものだと捉えると良いでしょう。
仏教では『悟りを開く』ということを大切に考えていますが、悟りの境地に達することは簡単なことではないのです。

『悟りを開く』とは、迷いがなく真理を得た状態を意味しています

物事の真理を得た状態、つまりはその物の本質を理解した状態です。
どんな人にも思い込みはあり、自分の目で見たもの、感じた印象が正解だと思ってしまうものです。
悟りを開くということは、偏見を持ったり思い込むことがなく、自然と物事の本質を知ることができるようになるということです。

悟りを開いたらどうなる?悟りを開いた人の特徴とは?

人は悟りを開くと、それまでの様子とは完全に異なる生き方をすることができるようになると言われています。
悟りを開くことで楽になり、悟りを開くことで生きやすくなるのです。
それでは、悟りを開いた人の特徴を見ていきましょう。

1自己を確立している

悟りを開いた人は、しっかりと自己を確立しており、自分自身を持つ強さがあります。
人は様々なことに動揺したりブレたりするものですが、悟りを開いた人はブレることなく自己を確立しています。

2物事に動じない

悟りを開いた人は、動じない心を持っています。
素直で感受性が豊かでありながら、物事に動じることはないのです。
嫌な出来事や他者に酷い言葉を投げかけられることがあっても、決して動じることなく対応することができます。

3不安がなく落ち着きがあり理性的

悟りを開いた人は、不安な気持ちになることがありません。
ネガティブな出来事に対しても不安になることはなく、落ち着いて理性的な対応をすることができます。
一般的にはネガティブな出来事があると、「どうしよう・・」と不安を持ったり、「もうダメだ・・」と心が折れたりしてしまいます。
しかし悟りを開いた人は不安な感情になることがなく、非常に落ち着いて理性的な対応をすることができるのです。

4他人と比べることなく自分で自分を認めること十分だと思える

悟りを開いた人は、他人と比べて悲観したり優越感を感じることがありません。
自分で自分を認めることができれば十分だと思っており、そのため他者からの評価を気にすることがありません。
褒められたり、認められることに素直な喜びを抱くことはあっても、批判や否定に感情を振り回されることはないのです。

5欲や執着がなく損得で決めることがない

悟りを開いた人は、欲や執着がなくなります。
ですから、損得で物事を決めることがなく、損得自体に興味を持つことがありません。
物事の決定は自身の心の声に従い、そこには損得や欲が一切存在していません。

6物事へのこだわりがない

悟りを開いた人は、物事にこだわることがなく、しかししっかりと芯があります。
執着心がないため、一切のこだわりを持つことがありません。
ただししっかりと芯があるため、人に流されることがなくブレない心を持っています。

7感謝の気持ちを忘れない

悟りを開いた人は、感謝の気持ちを持って日常を過ごしています。
どんなことにも感謝の気持ちを持つことができるため、周りの人はまるで神様のように感じることもあるでしょう。
一般的には嫌な出来事には感謝などできませんが、悟りを開いた人は憎しみや苛立ちを抱くことなく、感謝の気持ちを持つことができるのです。

また、悟りを開いた人は穏やかな表情をしており、無表情であっても冷たい印象はありません。
いつも笑顔が絶えず、ニコニコと親しみやすいという特徴があります。

悟りを開く方法

悟りを開きたい人が悟りを開くためには、日常生活において五感を研ぎ澄ませて物事に気付く人になる必要があります。
また、心を穏やかに平静を保ち、今在る自分自身を理解して認めましょう。
そして人生や世の中に対して素直な視線を向け、何事もシンプルに捉える心を持ってください。
それでは、悟りを開く方法についてお話ししていきます。

エゴをなくす

どんな人でもエゴはあるものです。
我が身が可愛いのは当然ですし、自分の利益のために行動するのも悪い事ではありません。
しかし悟りを開きたいのであれば、そうした私利私欲やエゴはなくさなければいけません。
自分ばかりを優先せず、どんなことでも自然体で受け入れられるようになりましょう。

執着心を捨てる

物事や名誉や人に対する執着心を捨てましょう。
人には様々な欲があります。
欲があるからこそ、上を目指して生きていくのかもしれません。
しかし悟りを開きたいのであれば、欲は不要なものとなります。
執着心を捨て、来るもの拒まず去るもの追わずの精神が大切です。

目に見えないものに気付く

人は誰でも目に見えるものを信じて、見えないものには気付くことができません。
すべてのものを見るのは不可能ですが、悟りを開くためには見ようとする気持ちが大切です。
広く世界に目を向け、今まで気付けなかったものに目を向けてみましょう。

感情的にならない

人には感情があります。
そして感情的になり、感情に振り回されることも有るでしょう。
しかし悟りを開きたいのであれば、感情に振り回されず、常に心を落ち着けて過ごすように心がける必要があります。
負の感情は心を疲弊させ、さらに心をどんどん悪い方へと導きます。
悟りを開くためには、何があっても平静を保ち感情を波立てないことです。

嫉妬や他者への関心を捨てる

人は他社を羨むこともありますし、時として嫉妬することもあります。
しかし悟りを開くためには、嫉妬や他者への関心を捨てる必要があります。
他者に対する関心を捨てることで、他者の行動に対して心を動かすことがなくなります。

前進あるのみ

人は誰でも、悲しいことや辛いことがあると、前に進む勇気を失くしてしまうことがあります。
しかし悟りを開きたいのであれば、どんなときでも前に進む強い心を持ってください。
それは決して立ち向かっていくということではなく、そのことを回避しても、回避した先からまた前に進むのです。
例え別の道を選ぶことになっても良いのです。
大切なのは、前進するということです。

すべてのものを大切にする

人はつい横柄な態度を取ってしまったり、物を粗末に扱ってしまうことがあります。
しかし悟りを開きたいのであれば、すべてのものを大切にする優しく丁寧は心が必要です。
心を込めた対応を心掛け、何に対しても真っ直ぐな対応をするようにしましょう。

いい事も悪い事も受け入れる

人はいい事は受け入れることができても、悪い事はつい目をそらしたり反発する気持ちを持ってしまいます。
しかし悟りを開くためには、自分にとっていい事も悪い事も受け入れ、自分の気持ちや都合で物事を選別してはいけません。
嫌な事でも正面から受け入れ、受け止める心が大切です。

謙虚な気持ちで感謝を忘れない

人は時として自信過剰になり、横柄な態度を取ってしまいます。
そうなると自ずと感謝の心を忘れてしまい、自分を過大評価することもあるでしょう。
しかし悟りを開くためには、高慢な態度を取らず、謙虚な気持ちで過ごしてください。
謙虚な気持ちで「生かしてもらっている」という思うことで、自然と感謝の気持ちを持つことができるものです。

悟りを開いた人の新たな人生観

悟りを開くと、その先には新たな人生観が見えてくるでしょう。
悟りを開くことは難しく、誰でもすぐにできることではありません。
しかし悟りを開くことで苦しみから解放され、非常に軽やかに生きていくことができるでしょう。
そしてその先に新たな人生観が見えてくることで、自分の生き方を考える機会となり、さらに良い人生となることが期待できます。
悟りを開くということは、もしかしたら窮屈な印象を持たれるかもしれませんが、魂が究極の