承認欲求が強い人の特徴や原因は?強い承認欲求をなくす方法をなくす方法はあるの?

承認欲求が強い人の特徴

承認欲求は「相手に理解してほしい」「認めてほしい」といった感情で、それは誰でも持っているものです。
ただし承認欲求が強くなると、他者からの評価ばかりに目が行って自信を持つことができず、時として人間関係を悪くしてしまうこともあるでしょう。

承認欲求が強い人の多くは、「自分は他者より優れていなければいけない」と考えています。
他者よりも優れていなければ認めてもらえないという思い込みがあるため、自分が他者よりも優れているところを周囲にアピールする傾向にあります。
過去の栄光や成績、高級車に乗っている、高給取りである、有名人と知り合いである、高い役職に就いているなど、いわゆるステイタスをアピールするのも承認欲求が高い人の特徴です。
自分が優れていることをアピールしたいがために他者を批判する傾向にあり、プライドを守るために相手を非難して自分が優位に立とうとすることもあります。
常に他者との比較の中にいるため、比較して勝つことでしか満足感を得ることができなくなってしまいます。

もう一つのパターンとして、他者に愛されなければ認めてもらえないという思い込みがあるケースがあります。
人に愛されていない自分は存在価値がないと思い込み、他者に対して「自分はこんなに愛されている」とアピールする傾向にあります。
親や恋人、友人などの関係を他者に対してアピールして、自分がどれだけ愛されているのかを示すために人に話したり、SNSなどに過剰にアップしたりします。
逆に、他者の気を惹くために自分の不幸話をして同情してもらったり、わざわざ病気のことをアピールして気に掛けてもらおうとするケースもあります。

いずれも自己愛が強く、アテンションが自分に向いており、他者に興味を示すより自分のことをアピールする傾向が強くあるのが特徴です。

承認欲求が強くなる原因は?

では、なぜ承認欲求が強くなってしまうのでしょうか。
原因は様々考えられますが、ほとんどのケースで子どもの頃の経験が影響していると考えられています。
1つは『条件付きの愛情』です。
子どもは親に褒められ、認められることで健全に成長することができます。
しかし多くの人々は、何かをしなければ親に認めてもらうことができない『条件付きの愛情』を経験しています。

「テストで100点を取れれば褒められた」
「病気のときだけは優しくしてもらえた」
「兄弟で比較された」
「褒められたことがない」

などなど、『親を納得させることができなければ、愛情をもらうことはできない』という体験は、『自分が何かをクリアしなければ他者に認めてもらうことはできない』という価値観を強くします。
こうした環境で育った場合、他者に認められたいという思いは強くなり、また認められなければ自分の存在価値が見出せないという状態に陥るため、承認欲求が強くなるのです。

また、自己肯定感が低く自信がない人や過去に愛情に飢えた経験のある人、近年のSNSによる他者からの反応などが承認欲求を強くする原因となっています。

強い承認欲求をなくす方法

上記にもありますが、承認欲求は誰にでもあるものです。
しかし強すぎる承認欲求は人間関係を悪くする原因になることもあり、望ましいものではありません。
では強い承認欲求をなくすことはできるのでしょうか。

最も重要なこととして、人に嫌われることを恐れてはいけません。
相手と自分は違う人間ですから、意見が合わないことがあるのも当然ですし、お互いに得手不得手があって当たり前なのです。
そしてNOと言う勇気を持ちましょう。
承認欲求の強い人は、人の目を気にして“イエスマン”になってしまったり、頼まれたことを断らないことで認められたいと考える傾向にあります。
NOと言うことは悪いことではない!ということを知りましょう。
さらに、どんなことでもいいので、毎日自分を褒めてください。
まずは自分で自分を認めることです。
承認欲求の強い人は、他者に認められたいと強く思っていますが、それ以前に自分で自分を認めることができていないため、自分を褒めることが非常に苦手です。
まずは人に褒められるために努力するのではなく、自分のために頑張って、そして自分を褒めてあげてください。

自己承認欲求を満たして自信を持つ方法

承認欲求が強い人は自分がやりたいことや好きなことよりも、『相手が自分をどう評価するか』『褒めてもらえるか』『喜んでもらえるか』を中心に行動しがちです。
ですから自分がやりたいことや好きなことは、いつまで経っても実現することができません。
その結果、誰かに褒められて喜んでもらっても、実は自分の本意ではない行動であることが日常的になってしまい、満足できない人生を歩んでしまうことになるのです。
他者に認めてほしいという承認欲求を『自分を満足させる』という自己承認に移行することで、自分を信頼することに繋がります。

自己承認欲求を満たすために

・自分はどうなりたいのか
・どんな生き方がしたいのか
・本当に好きなものは何?
・本当にやりたいことは何?

自分の正直な本音と向き合ってみてください。
心から望んでいる自分のビジョンを描いて、具体的な目標を持つことができると良いですね。
できればノートや紙に書いて、そのことを意識できるようにしてください。
承認欲求は簡単には消えません。
そのためにも自分が意識できる形を作ることは大切です。
そのビジョンに向かって一つ一つクリアしていく行為は、自分を幸せに導くための行為であり、自分を満たすものとなるでしょう。
そうした自分を信頼できるようになることで自信を身に付け、もう他者の承認など要らない自分になることができるのです。

目標は大きなものである必要はありませんが、必ず自分を満足させるものでなければいけません。
人の評価や目を気にして立てた目標ではまったく意味がないので、自分の本音と向き合うことが大切です。

千里眼

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